CalDigit TS5 Plus 購入レビュー|Mac mini M4 Proで使ってみた感想

PC

先日 Mac mini M4 Pro を購入したのを機に、ドッキングステーションとして CalDigit TS5 Plus を導入しました。
日本では在庫切れが続いていたため、米国Amazonで購入。

  • 購入価格:$499.85(税別)
  • 消費税:約10%で計算 → 約$550
  • 為替レート:$1 = ¥150 とすると、約¥82,500

ちなみに CalDigit日本公式ストアでは¥86,900 なので、ほんの少し安く購入できた計算です。

CalDigit製品を買うのは今回が初めてですが、選んだ理由は「安定性への評価が高い」点。
同じく人気のある iVANKY FusionDock Max 1(セールで$299) と迷いましたが、

  • Mac mini M4 Pro が Thunderbolt 5対応
  • Windowsでも利用可能(iVANKYはMac専用)

という点を考慮して、TS5 Plusに決めました。


接続環境

現在は Dell S2722QC モニターを2台 接続しています。

  • 1台目:DisplayPort → HDMI変換
  • 2台目:USB-C → HDMI変換

Thunderbolt 5対応機器はまだ持っていませんが、安定して稼働しており大きな不満はありません。


CalDigit TS5 Plus の特徴

CalDigit TS5 Plus の大きな魅力は 合計20ポート を搭載している点です。

  • Thunderbolt 5 ポート × 3(PC接続含む)
  • USB-C 3.2 Gen2 × 5
  • USB-A 3.2 Gen2 × 5
  • DisplayPort 2.1 × 1(8K/60Hz or 4K/144Hz対応)
  • SDカードスロット(UHS-II対応) × 1
  • microSDカードスロット(UHS-II対応) × 1
  • 10GbE 有線LANポート × 1
  • オーディオ入出力(3.5mm)× 2
  • Thunderbolt経由で最大140Wの電力供給が可能

このポート数と多様性のおかげで、外付けSSD、カメラ用メディア、複数モニター、オーディオ機器などを一括接続できます。


開封レビュー

  • 外箱は白を基調としたデザインで製品画像とTS5 Plusと記載されており、TS5 Plusの写真が印刷されています。

箱を開けると、中にはACケーブル、Thunderbolt 5ケーブル、TS5 Plusの本体が入っています。

ACアダプタは大きめで重量もあります。横幅はTS5 Plusよりも大きいです。

Thunderbolt 5のケーブルにはCalDigit 240Wの文字が入っています。

実際に使ってみて良かった点

  • ポート数が豊富 → ケーブル不足やハブの追加が不要
  • SDカード・microSDスロットが便利 → カメラのデータ転送が快適
  • CFexpress Type A(Nextorage製)をThunderbolt 4経由でフル性能発揮
  • デザインがシンプル → ケーブルがすっきり整理できる

気になる点

(※Mac mini側やモニター側の問題かもしれません)

  • USB-C → HDMI接続のモニターが、時々ブラックアウトすることがある
  • 外付けSSDをTS5 Plus経由で接続した際、長時間放置すると勝手に接続解除されることがある

発熱と静音性

本体はそこそこ温かくなりますが、触れないほどではありません。
米国Amazonのレビューで「コイル鳴きがひどい」という意見も見られましたが、私の個体では特に気になりませんでした。


総評

価格は高い(約¥80,000超え) ですが、

  • ポート不足を完全解消
  • ケーブル配線がすっきり
  • Mac・Windows両対応で長く使える

と考えると、投資する価値は十分あると感じています。

Mac mini M4 Proユーザー、あるいは 複数モニター・高速外付けSSD・CFexpressカードを活用するクリエイター には特におすすめできるドッキングステーションです。

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